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人との関わりは何より大事。​

積極的になることで

新しい可能性が見つかる。

金沢大学大学院 機械科学修了

生産技術部 製品設計グループ マネージャー

2001年入社

​西坂 謙一  Ken-ichi Nishizaka

設計担当者でも、現場研修は必要だと思います

-学生時代には何を学んでいたのですか?

大学時代からずっと、機械関係の勉強をしてきました。

勉強はそんなに好きではなかったのですが、機械設計の授業は楽しかったという記憶がありますね。

当時はまだ製図といえば紙に書く時代で、機械設計(CAD)の授業は最先端な気がしてすごく楽しかったです。

おかげで、大学院1年の時には授業で教授のアシスタントを任されたりするくらいまで成長しました。

-配属された時のことを教えてください。

1か月間の研修を経て、今の部署に配属されました。

製品設計志望で入社した為、現場での研修はほとんどなく、座学でチェーンの基礎をみっちり教わりました。

今は研修期間も長いし、設計志望で入社しても現場研修が入るので”体で覚える”事ができて良いなと思います。

設計って、配属されて間もない頃から営業所に「こんなのできる?」って聞かれたりするんですよ。

さらに " 設計" っていう肩書きがあるから、お客様にとっては熟練の営業担当者の言う事よりも新入社員の僕の言う事の方が重いんだと感じました。

最初の1、2年はそれが怖くって仕方なかったです。

だけど、同期が皆それぞれ頑張っていたので、僕も弱音は吐けないと思って頑張りました。

今は現場研修で製品の事も少しわかってからの配属ですし、配属後も仕事に慣れるまでは打ち合わせに行くことはほとんどないので、そんなに怖くないですよ。

自分でしたミスは、ずっと記憶に残る

-20年間仕事してきて、印象に残ったことってありますか?

失敗談になるんですけど、僕が設計した図面の通りに注文した部品がサイズ違いで納品されてきて。

確認したら、僕の図面が間違えていたんです。

追加工が必要になったんですけど、納期的に外注には頼めなくって…「社内でやるしかない!」という事になって、現場の人に頭を下げて頼みに行きました。

入社して2年目くらいの​出来事なんですが、未だに図面チェックする時に思い出しますし、もうそんな失敗はしないようにしています。

-その失敗を、今の部下がしてしまったらどうしますか?

僕が図面をチェックしているのでそんな失敗は起こらない、と言いたいところですが(笑)

​もし失敗してしまったなら、自分で現場の人に頼みに行かせます。そうしないと成長できないと思うので。もちろん、僕もフォローしますよ。

コミュニケーションって、本当に大切

-仕事をしていく上で、大切にしている事は?

日頃から、現場社員と極力関わるようにしています。

今、現場はどんな仕事をしていてどれぐらいの作業が可能なのか。そういう事を常に知っておくことで、新しい可能性が見えてくるんです。

「これが出来るなら、こんなことも出来るな」って。

​そうして新しい可能性をいくつも見つけておくと、お客様から相談を受けた時に「出来ますよ!」って胸を張って言えるんです。

それに、さっきの失敗した話じゃないですけど日頃から関わってない人にお願いされても、「嫌だな」って顔をするかもしれないでしょう?

関わっておけば「仕方ないなぁ」で動いてくれることもあると思いますし。

仕事でもプライベートでも、人との関わりってすごく大切だと思うんですよ。

-プライベートといえば、西坂さんはご結婚されていますが、結婚前・後で何か変化はありましたか?

仕事上では特に変わったところはないと思いますが、奥さんも正社員として働いているので、奥さんが残業の時は僕が代わりに家事をするようになりました。ほんとに少しですけどね。今は料理の修行中です。

部下が育ってきて、任せられる部分が増えてきたということもあるんですけど、僕自身の残業は減ったと思います。

早く帰れる事もそうですが、実際すごく助かっているんですよ。普段照れくさくて言えないので、ここで少し褒めておきます(笑)

理想は、お客さんに好かれる設計担当者

-プライベートも充実しているんですね。今後の目標ってなんでしょう?

今よりもっと知識を増やして、特殊なチェーンをつくっていくことですかね。

標準品ばかりをつくっていても、他社との差別化は図れませんから。

「困った時のオリエンタル」って言ってもらえるくらいの会社にしたいと思っています。

オーダーメイドって、お客様との打ち合わせに時間がかかるし結構大変なんですけど、製品が出来上がった時にはすごく喜んでもらえるんですよ。

僕が目指す設計担当者は、ただ言われた仕事をこなすんじゃなくて『お客様が何を求めているのか』をお客様の身になって考えることの出来る人。

親身に話を聞いてくれる人って、絶対好かれるじゃないですか。

そうしたらきっと次の仕事も任せようって思ってくれるし、口コミで他社にも評判が広がるかもしれない。

​僕はそんな『会社の発展のためになくてはならない存在』になりたいです。

-そんな理想の会社に近づけるため、どんな人材に入社してほしいですか?

そうですね~... 僕自身が人見知りで、打ち合わせの時大変なので…あんまり人見知りしない方がいいかもしれませんね。

設計技術は入社してからでも十分身に着けることが出来ますから、

それよりも『相手の気持ちになって考えることの出来る人』がいいと思います。現場やお客様との打ち合わせも、全て人付き合いですから。

あと、今の若手社員にも言える事なんですけど、

展示会等で「製品に使えそうなもの」とか「世の中の流れ」みたいなものを学んでもらいたいと思います。

​好奇心・探究心を持っていると、仕事が楽しくなりますよ!

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最初から何でも出来る人はいません。

当社では先輩社員が根気よく何でも教えてくれます。

僕も昔、一人前になるには10年かかると言われ「長いな~」なんて思っていたらあっという間に20年経ちました。

しかし、まだまだ一人前ではないと思っています。

まずは一度、当社へ来て雰囲気だけでも感じてください。

​>>私が所属する製品設計グループの業務内容

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