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仕事に慣れた頃、

​自ら発言できる環境です。

​金沢工業大学 機械科出身

​生産技術部 製造技術グループ

1984年入社

檜野 和也  Kazuya Hino

35年以上勤続している大ベテラン!長く働きやすい会社

-どういった経緯で入社されたのですか?

就活の際、相談した先生に勧められてこの会社を選びました。

「就職するならこうじゃないと!」といった強い気持ちがあったわけではなく、

「メーカーが良いかな」「地元でものづくりがしたいな」程度の気持ちでした。

その気持ちにピッタリ沿っていたから、先生もこの会社を勧めてくれたんだと思います。

それに​実際、私に合っていたからこそ長く勤めていられるのだと思います。

-入社してからは、ずっと同じ仕事を?

私が入社した頃には会社の中にいくつか子会社や協力会社が入っていて。

その協力会社の1つに出向と言う形で配属されたんです。

配属後は、樹脂成形機の金型設計や組立作業をしていて、機械の扱い方も学びました。

機械の性質を知らないと、図面を書いていても「どうしてこうなっているのか?」が理解できていないので難しいんですよね。

だから、ここで学んだ11年はとても大きかったです。

現在の製造技術グループに配属されてからは、機械の治工具の設計や組立・取付作業等を行っています。

当社の組立機はほとんどが自社製品なので、治工具も自社で製作しています。

そのため毎日のように現場から「こういう形にできないか?」とか「こういう事はできないか?」という改善依頼があります。

-毎日改善ですか。いったい月に何枚くらい図面を書くんでしょう?

『何枚』、というよりは『何件』と数えた方がいいかもしれません。

1件につき5枚ほど書かないといけない場合もありますし、1枚で済む場合もある。

​改善だと、月20件以上発生していますから・・・

1件につき5枚の図面を起こすと考えれば、単純計算で月100枚ほどの図面を書いていると考えることができますね。

-100枚も?! それは大変ですね...

そうですね。

でも、今ある図面をひっぱり出してきて一部を変更するだけで良かったりする場合もあり、それは短時間で済みます。

私を含め、担当者はうまく時間配分して図面を書いています。

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​失敗は誰だってする。次へ進む為に必要なものだから

-突然ですが、檜野さんって失敗するんですか?

もちろん失敗しますよ。​

設計の間違いは機械を組み立てる時に気付くことがほとんどなので、大きな失敗にはなりにくいのですが、

機械が完成して実際に製品を造り始めてから間違えたことに気付いた時なんて、機械を組み立ててくれた全員に迷惑がかかるわけですから。

失敗は誰でもするものですが、私にはその失敗の中身が問題で。

難しい課題を失敗したのであれば次への励みになるけれど、

勘違い等から出る失敗だと、「何で気付けなかったんだ」という自己嫌悪に陥ってしまいます。

​だから、勘違いによる失敗は出来るだけしないよう、注意して仕事をしています。

-部下が失敗したらどうしますか?

そうですね...「どうして失敗したのか」を自分で考えさせるのが最良なのかもしれませんが、

私は「ここをこうしたから失敗した」という事を明確にします。その上で、改善策を考える。

どうやって・なぜ失敗したのか分からないと、次へは進めませんから。

若手は発言・先輩社員や上司は聴く姿勢を大切に
 

-檜野さんの求める、新入社員ってどんな人でしょうか?
 

​製造技術グループは大きく分けて、設計・機械保全・電気工事の担当に分かれます。

さらに、機械保全の中でもオリジナルの機械を保全する担当者・メーカーに受注した機械を保全する担当者等に細かく分かれていて、

前者は昔の図面を読み解いて対応していく能力が必要ですし、後者はメーカーとやりとりするわけですからコミュニケーション能力が必要となります。

同じグループでも色々なスキルが必要となってくるんです。

新入社員には設計だけでなく、治工具の組立や取付等、幅広く対応してほしいと思っています。

当社の機械や治工具は、図面だけではわかりにくい部分がたくさんあります。だからこそ、見て・触って・理解してもらいたい。

一日中パソコンにかじりつくのではなく、現場に出て体感してほしいと考えています。

-若手社員に " 求めるもの " ってありますか?

私のように長く勤めていると、良くも悪くも凝り固まってしまって柔軟な考え方ができなくなります。

若い人には、そんな凝り固まった考えをどんどん見つけて改善していってほしい。

それが、製造技術グループにとってプラスになると思うし、最終的には会社にとってもプラスになると思います。

そして、若手が発言する為にはそれを " 聴く側 "

つまり先輩社員や上司という立場の人間が聞き入れる努力をすることも大切だと考えます。

上司が怖い顔をしていると、発言しようという気持ちは萎んでしまいますからね。

若手が発言する時、きちんと”聴く姿勢”をつくることを心がけたいと思います。

応募をご検討の方へ

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仕事をする上で大切なことは「自分は何をするべきか」を常に考えて行動することだと思います。色んなアイディアを出し、実行するために「今、自分は何をするべきか」考え、計画を立てる。

製造技術グループでは、若手社員が発言できる雰囲気作りができていると思っています。たくさん発言して、一緒に良い会社をつくっていきましょう!

​>>私が所属する製造技術グループの業務内容

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